同棲している彼が、ある日眼帯をして帰ってきた。片目だと距離感が掴みづらいらしく、なかなか生活しにくそう。そんないつもと違う彼が可愛くて実はときめく…なんて、言ったら怒るから絶対言えない。

風原みくろ渾身の桜学園シリーズ第1弾。偏頭痛持ちの浅見さんは、桜学園の二年生。今日も頭が痛くて授業どころじゃない。実家が漢方薬屋だという湯月先生は、不在の保健の先生の替わりに浅見さんを診てくれると言うが、なんだか触り方がエロいのは気のせい…?

『先生のくすり』に続く、桜学園シリーズ第2弾。台風の日、大雨で休校かも知れないと思いつつも登校した桂木桐子。理由は、鴨居先生が死なないか心配だったから。鴨居先生は、前から死にたがっている。

桜学園シリーズ第3弾。クールで男嫌いな雪乃は桜学園の三年生。そんな彼女を、ある日一学年下の見知らぬ男子生徒が訪ねてきた。雪乃は全く覚えがないが、春海は雪乃を知っているという。雪乃の男嫌いには理由があった。中学の頃、実の父親に酷い虐待を受けていたのだ。

桜学園シリーズ第4弾。第1弾『先生のくすり』の浅見さんと湯月先生再び登場!今日も嫌がる浅見さんを手込めにする湯月先生(でも二人はラブラブ)だったが、そんなある日事件が…。学校に、湯月先生そっくりの男が現れたのだ!その正体はなんのことはない先生のお兄さん。でも先生の様子がどこかおかしい…

桜学園シリーズ第5弾。『先生のひみつ』の桂木弟、『傷の記憶』の雪乃先輩が再登場。遠野志季は桜学園の寮生。以前は模範的生徒だったが、最近は夜中に寮を抜け出してふらふら出歩いている。そんな志季が気になる桂木だが、夜中に偶然男のアパートに入っていく志季を見てしまう。

女が女にキスしているところを見てしまった。俺、立木。女子校に勤める一介の教師です。なにが問題って、キスしていた女2人は俺の受け持ちの生徒なのだ。

気がつくと俺は同じ大学の院生、月子さんの部屋にいた。お互いに裸で…。月子さんとの出会いは大学の学生食堂だった。食券販売機がいかれてて、入れても入れても戻ってくる千円札に苦戦していた俺に、颯爽と現れた月子さんが救いの手を差し伸べてくれたのだ。

淋しいからってひとりで泣いてもどうにもならないものなんだとガキの頃に知った。だからもう一度も泣かない。そんな厭世的な俺、美大の学生。ある朝突然知り合いの女が｢隣の部屋の友達が死んでるかも知れないから部屋を開けて!!｣と言ってきた。仕方なくピッキングで開けてやると、隣の、同じ美術学科の女は上半身裸で倒れていて…。